【攻めすぎた先には・・・】
といった内容をお届けさせて頂きます。
連日、ウクライナ問題が
世間を揺るがしていますが、
立て続けに情報が飛び交う
今の状況で情報を精査するのは
大変な状況かもしれません。
そんな中で冒頭で少し気になる点があったので
お伝えしておきますと、
Twitterで話題となっていた
日経新聞の記事を見て少しびっくりしました。
「岸田文雄首相と日本政府は
プーチン氏のウクライナ攻撃を非難するリーダーだ」
とも指摘という一節。
この一節だけ見ると、
いやいや、責任転嫁してきてるんじゃないよ!
ゴリゴリアメリカさん、
あなたが主役ですよ!
リーダーはあなたですよー!
なんでこの期に及んで、
日本を全面にだしてくるんですかー!
昔、日露戦争時に日本を焚きつけて
仕掛けさせたみたい感じにしたいんですかー!
直近までゴリゴリ、プーチンさんと
米ロ首脳会談やろうとしていたじゃないですかー!
となってしまうと思うんですが、
英文だとこんな感じなんですね。
この文章を見る限り、
日本が非難するリーダーといった
文章は書いていないように思います。
個人的にこの文章を訳すと、
我々は日本が本日、欧州委員会、フランス、ドイツ、イギリス
カナダ、アメリカと共にロシアを国際金融システム及び、
我々の経済から孤立する為に
立ち上がる発表をしたことを歓迎する。
日本の発表を受けて、G7全体が、
ロシアの特定の銀行からSWIFTから切り離し、
ロシア中央銀行を制限し、
プーチン大統領を含むロシアの主要な指導者に
制裁を加える事を支持することになった。
岸田首相と日本政府は、プーチン大統領の
ウクライナ攻撃を非難するリーダーであり、
今後も緊密に連携して、さらなる厳しいコストを課し、
プーチン大統領の選択した戦略的失敗するために取り組んでいく。
といった解釈で、前後文を考えれば、
G7が日本も立ち上がったことで
G7皆で、ロシアに制裁を
加えて行こう的な感じの解釈で良いかと。
日本だけでどうこうそもそもできるわけもないですし、
今回の事で、日本が先頭だなんて事はしないはずですし、
共に足並みを揃えて、皆がリーダー的な
解釈で良いのではとは思います。
※G7は、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国の7か国
前後文だけを考慮せずに切り取れば、
変な文章になってしまうので、
変な誤解を生むようなことは
ないと考えてよいと思います。
ただ、これだけではなく
立て続けに追加制裁が出ています。
【米、ロシア中銀のドル取引禁止を発表 ルーブル防衛阻止】
といったどぎつい文言!
欧米の金融制裁で
国際決済網SWIFTからロシアを排除 & 中銀へ制裁
といった事が起きたことで、
ロシアの自国通貨のルーブルを防衛するために
ロシア中央銀行は28日、政策金利を
従来の9.5%から20%に引き上げると発表しました。
一気に金利2倍はヤバいです!
対照的にアメリカは政策金利は
今、ゼロ金利政策真っ只中ということもあり、
今月のFOMCでようやく利上げに
踏み切ると見られているような状況です。
米ドルは世界の基軸通貨でもあり、
強いということもありますが、
ルーブル安が結果的にロシア国内の
急速なインフレをもたらす事にもなります。
このインフレを抑えるために政策金利を
一気に2倍にも引き上げたというわけです。
自国通貨を信じれない
といった状況に陥るわけです。
ルーブルの信頼性は大きく落ちる。
主要通貨との交換が難しくなれば、
流動性は大きく下がり、
その分、価格が下がるのは道理となるわけです。
さらに先進国は、
SWIFT制裁と同時に、
ロシア中央銀行が海外の中央銀行に
預けている外貨を凍結する措置を決めており、
この結果、ロシア中央銀行は主要通貨を用いた
為替介入でルーブルを買い支えることが難しくなった事もあり、
決済リスクも出てきたりもあり、
ルーブル暴落ともなったわけですが、
日本円の価値が暴落したら・・・。
今ある貯金が価値がなくなり
紙くずとなったらどうでしょうか?
何とかして資金を退避させなければ・・・。
あなたでもそのように
考えるのではないでしょうか?
【有事の金】
のような資金退避が起きても
おかしくない状況となったとも考えられるかなと思います。
まさにデジタルゴールド
ともいえるのかもしれません。
そのような動きが影響したかは
絶対性はないとは思いますが、
ビットコインがギュイーンと伸びました。
一気に500万円を
超える状況が起きました。
【有事の金】
というような動きを
昨晩から見せてくれておりまして、
深夜1時半くらいですが、
Twitterも挙げさせて頂きました。
■ 停戦への期待と考えるのか?
■ 有事の資金退避と考えるのか?
■ テクニカル的な要素と考えるのか?
色々考える事はできるかと思いますが、
何かと考えるよりかは、
前も1度、お話しましたが、
全てを考慮した上で
【チャート】
は作られていると
考えた方が良いかなと思います。
概念はいくらでも後付けできてしまう
ってことにもなってしまうので、
今の状況を受け入れるといったことをしていく
ニュアンスで良いんだと思います。
今、この形ができたということは、
チャート的な要素だけで言えば、
ポジティブな印象を受けておりまして、
上昇となる可能性も考えられる
W底ともなるような形にも見えます。
もちろん、これが絶対に
決まるという事ではないですが、
今、行われた停戦条件を飲むと言うことになれば、
戦いは終わるので、上抜けの可能性も出るのかなと思いますが、
終戦の条件として、
ウクライナの「非軍事化と非ナチ化」を求めたほか、
クリミア半島でのロシアの主権承認を西側諸国に要求した。
とありますが、
言っている事、
メチャクチャだと思いますけどね(^^;
奪い取った場所の主権を認めさせるってこと
これを認めてしまえば、
数年後に同じ事をして、今ウクライナ東部を実質
併合したのを認めさせるなんてことも
できちゃうわけですからね(^^;
今回の侵攻は大きな大義名分が
見えない侵攻だったと思うので、
国内からも反戦運動がでているわけなので、
ロシアとしても経済制裁が発動している状況でもあるので、
長期戦をすれば、
自国の国力が疲弊していく事も
見えていたりもするので、
早期停戦での終結を目指すと思うので、
核までちらつかせているわけです。
停戦となっても
経済制裁が続くのか?
にもなりますが、
戦争中ということもあり、
情報のスピードも早いので、
できるだけフレッシュな情報を吟味して
今後もお届けしようと思いますので、
よろしくお願いいたしますm(__)m
それでは!