【仮想通貨大暴落に発展するかも】
についてお届けさせて頂きます。
「えっ、急になんで!?」
下落耐えて、上昇してきているのに!?
と思われるかもしれません。
実は超強力な爆弾が
もうそろそろ爆発するかもしれない
可能性が高い状況と言えるんですね。
「なんだよ、爆弾って?」
と思われるかと思うので、
早速参ります。
もしかしたら、
もうご存知の方もいるかもしれませんが、
実は今、中国の不動産バブルが
崩壊しそうな危機的な状況に陥っているんです。
これが崩壊すればリーマンショック級、
もしくはそれ以上の衝撃波となって、
世界中に拡散する可能性が出てきているんですね。
これが起きれば、
仮想通貨だけではなく、
株や為替にも影響が出る可能性もあり、
メッチャ恐ろしい事ではあるんですが、
私なりの解釈になりますが、
できる限りわかりやすくお届けして参ります。
中国で第2位の不動産開発会社
中国恒大集団【コウダイ集団】(エバーグランデ・グループ)
恒大集団は、2019年の売り上げが
6010億元(約10兆2200億円)で、
「2019年版 フォーチュン・グローバル500」
で世界138位につけていた大企業が、
2017年の時から比べれば、
約90%マイナスを出したりもしています現状です。
一時はイケイケドンドンだったんですが、
仮想通貨でもこの下がり方はヤバいでしょう(^^;
債務不履行(デフォルト)になる可能性が
各メディアで報じられておりまして、
米国の格付け会社フィッチは9月8日に
格付けをCCC+からCCへと2段階引き下げ、
エバーグランデ・グループの格付け危機が
「非常に高い水準」
と明らかにしたと
ロイター通信などが報じております。
前日の7日にも格付け会社ムーディーズも
中国恒大の格下げに踏み切り
「破産の可能性がある、
または非常に近づいている」
と報じています。
中国恒大の負債は現在、
1兆9700億元(3040億9700万ドル)にのぼります。
これ、円ではないですからね・・・(^^;
約33兆円前後という
天文学的な負債を抱えている状態です。
2日にわたって格付けが下がった影響で、
中国恒大の株価は9日、
香港証券市場の取引開始直後に10%も急落しました。
深セン証券市場は、同社の債券価格が
この日午前20%も急落すると、取引停止命令を下したりと
市場は今、大きく揺れています。
「中国の大きい不動産会社が1つ潰れるだけでしょ?
大丈夫じゃないですか~?」
と思われるかもしれませんが、
企業は特にそうですが、
必ず取引先というモノが存在しています。
売上比率が大きい取引先も
これだけ大きな企業ですから、
きっとあるでしょう。
そこが売上一気に無くなって
しまったらどうなるでしょう?
【倒産】
って言葉見えてこないですか?
しかも、そこが倒産したら、
そこの取引先も窮地に陥りますね。
そうなれば、やってくるのは
【連鎖倒産】
です。
リーマンショックの際も、
【リーマン・ブラザーズ】
も1社、大きめの会社が
潰れただけのはずですが、
一気に金融市場悪化へと繋がっていきました。
不動産会社保有の物件も
倒産となれば、
市場に投げ売りされる可能性もありますし、
そうなれば他の不動産会社も
値引き地獄に巻き込まれる可能性も秘めています。
さらに、世界各国がこの恒大集団に
多額の投資もしているので、
それが一気に消し飛ぶ可能性もあります。
そうなれば、日本も多額投資しているので、
影響は出てくる可能性が極めて高いと言えるでしょう。
恒大集団グループの関連企業なども含めると、
380万人の従業員を抱えている状況でして、
もしいま倒産したら、従業員の家族も
合わせて1000万人近い人々の生活に、
多大な影響を及ぼすことになる可能性が出てきています。
この人数を日本で表せば、
神奈川県の人口が約920万人ほどなので
ほぼ1000万人という点で見れば、
神奈川県にお住いの主たる収入源となる
勤め先が無くなってしまい、
路頭に迷ってしまう結果となるイメージです。
神奈川県民、全てとなれば、
ヤバさが伝わるかもしれません。
中国は人口が多いからとは言いつつも、
このインパクトはヤバいです!
再建していく意志を示しているようですが、
ロイター通信によると、9月15日に
深圳市の本社に同社の理財商品の償還を求め
投資家約100人が押しかける事態にもなったようです。
右肩上がりの不動産市場での利益を
見込んで土地の仕入れなど強気の投資を続けたほか、
事業拡大で借り入れが増加。
銀行からの融資の返済が難しくなり、
資金繰りが厳しくなったって感じで、
「いけるからガンガン行こうぜ!」
と手持ち資金ではなく、
借り入れをベースに経営を進めていた
しっぺ返しが来ているイメージです。
ただ、中国も潰れた時の影響があるし、
さすがに支援するでしょ!
と思われるかもしれません。
確かに日本であれば、
支援が入ると思うんですが、
中国に関しては、
実は今、
富裕層を粛清する
「共同富裕論」
共同富裕論とは?
貧富の格差を縮小して社会全体が
豊かになるという中国共産党政権が掲げるスローガン。
1953年に建国の父、毛沢東氏が提唱した。
78年から改革開放に着手した鄧小平氏が唱えた
「先に豊かになれる者から豊かになりなさい」
という先富論と対比されがちだが、
鄧氏も共同富裕を最終目標に据えていた。
習近平氏が唱えている事もあり、
貧富の格差を無くしていきたい意向も見えますので、
汚職を無くしていく事にも精力的な
習近平氏なので、支援とはならない可能性もあります。
※出典:日経新聞
今は中国の上位1%が全体の
約30%の富を有している状況となりますので、
社会主義であるはずなのに、
ものすごく貧富の差があると言える状況です。
それを是正する事を念頭とした
「共同富裕論」
なので、今は膿ともいえるモノを出してでも
健全化を測ろうとしているのかもしれません。
中国の不動産バブルも
大きくなりすぎましたから、
もし、ここが破綻するような事が起きれば、
一気に中国の不動産バブルは崩壊へと向かうでしょう。
そうなれば、仮想通貨市場がどうなるのか?
大きくコロナショックの時のように
大暴落するのか?
はたまた違う資金が
ガバッと流入してくるのか?
どっちの展開も考えられますが、
どっちかに破裂する可能性秘めています。
リーマンショックはアメリカ発の金融不安でしたが、
今回のは中国発の金融不安となる可能性があります。
どっちかに触れるならギャンブル的に
飛び込む人もいるでしょうけど、
大荒れする可能性があるなら、
静観するのも1つの選択でもあるはずです。
我らがリップルも一目均衡表で見れば、
雲に沿って、底を固めてながら進めていますが、
影響が出る可能性があります。
じゃ、いつがヤバいのか?
直近で言えば、
9月20日期限の利払いが
実施できない状況と言われているようでして、
もう直近、連休明けから
ヤバいという可能性があるわけです。
これがもし破裂したら、
今のチャートがいくら良くても、
影響を受ける可能性大なので、
ポジション調整は大切な局面かもしれません。
ただ、ニュースが事前に出てきまくっていることもあり
リーマンショックの時のような、
不意打ちのような
感覚はないかもですが、
要注意に関しては間違いないと言えます。
資産運用の鉄則は
リスク管理だと私は考えているので(^-^)
それでは!