【不穏な動き】
といった内容をお届けさせて頂きます。
直近はアメリカの大企業の
好決算発表が続き、
NYダウ・ナスダック共に
FOMC前の恐怖売りという名の
リスクオフが一服して
買い戻しの動きが進んでおりますね。
これが一時的な調整局面だというだけで終わるのか?
それとも
《デッドキャットバウンス》
といったような一時的な反発なのか?
ここはまだ定かではないのですが、
個人的には2020年3月のコロナショックに付けた下落から
続いていたコロナバブルと言っていいような中で作られた
上昇トレンドラインを一時的に割ってきているので、
またこのライン内まで戻して息を吹き返すのか?
ここは大きな焦点かなと考えています。
ずっと陰線だけが出て下落ではないので、
多少戻しながら、進んでいくのかなとも思います。
大手の決算発表が一巡したら、
雇用統計や消費者物価指数などによっても
変化も出てくると思うので、
そこは探りながらの展開だと思います。
短期の反発を取るとかであれば、
直近の下落を取るのが良い戦法だったと思いますし、
長期で見れば、リセッション入りする
可能性も秘めているので、
ここの反発でも喰いつかないも1つなのかもしれません。
人それぞれの投資戦略にもよると思うので、
最良と思われる所でトレードをしていく事にはなると思うのですが、
話を仮想通貨に戻していくと
少し気になる点も出てきました。
これはTwitterにも
掲載させて頂いた事でもあるのですが、
Whale Alertで
異常なアラートが出ていたので
ご紹介しておりました。
6年前の2016年8月2日にビットフィネックス盗難されたであろう
資金が不明なものがウォレットに動いたという点で、
コレ1つだけではなく、
実は超大量に動いているのです。
総額でいえば、
94,643ビットコイン(36.3億ドル)が
今の所、26件の取引にも及びます。
これらの資金がすぐに現金化される
可能性は低いとは思いますが、
このハッキングからの資金は
5年以上にわたってゆっくりと洗浄
【マネーロンダリング】されているのですが、
送られたからといって一気に
売却すると言うことも注目を集めてしまうので、
きっと難しいと思うんですね(^^;
実際、盗難したもので、
売却する際は匿名性通貨でないので、
どうしても足跡がついてしまうんですね。
当時盗まれた枚数は
驚異の119,756BTCともなります。
当時の価格で約76億円となります。
今の価格ので言えば、
分かりやすい金額で計算すれば、
約440万円 × 約12万BTC = 528,000,000,000円
と約5280億円にも登ります。
その中の今回、
94,643ビットコイン(36.3億ドル)もの
移動が確認されたという事で、
総額の約80%にも及ぶ金額の
大移動を実施したわけです。
なぜ、そのような金額を移動しようと考えたのか?
移動に関してはリスクも付きまといますので、
これだけの数を盗難しているわけですから、
捕まれば、きっと人生は終了してしまいます。
ただ、そのリスクを冒してでも、
移動させないといけないと考えた理由が
何かしらあると考えられます。
保存端末の問題なども考えられますが、
クジラが大きく動かす時の特徴で考えれば、
売却を考えている時ではないかと思います。
コレだけの数、ましてや
ビットフィネックスから監視の目が
ガンガン届いているので、
取引所での売却は実施はできかねるので、
闇の業者など、相対取引とかで、
売り捌くことを実施したり
するのかなと感じたりもします。
相対取引であれば、
市場に大きな影響は出ないとは思いますが、
何か違った形で市場に影響が
出るような現物の大量売りが出れば、
市場は深刻なダメージを
受けざるを得ないでしょう。
直近、1月22日にエルサルバドルが
410BTCを購入したり、
マイクロストラテジー社が660BTCを
1月31日に購入したりといったこと
と比べても桁がやはり違うので、
深刻さが伺えます。
ちなみに今、マイクロストラテジー社が
保有するビットコインに費やした費用が
約37億8000万ドル
で2016年ハッカーが盗んだ総額が
36億3000万ドル
でもあるのでほぼ同等レベルのモノが
ハッカーによって盗まれてしまった事と
ほぼ同義とも言えるレベルなんですね。
今のマイクロストラテジー社のすべての
ビットコインが盗まれたに匹敵すると考えたら
ヤバすぎる事件である事は
間違いないのですが、
そんな盗難されたビットコインの
不穏な動きと言わざるを得ない
レベルの大移動
なぜ、このタイミングでの
実施になったのか?
今からもそうですが、
3月以降来ると想定もできる
超絶的に歴史的な大暴落が発生し、
ビットコイン価格も地に落ちたなら、
リスクを負ってまで、
盗難した甲斐がなくなってしまうなども
もしかしたら考えたのかもしれません。
今の価格を数年来で
見ることができなくなると
考えているなどであれば、
リスクを負った行動に出た意味も
出るのかなとかを思ってみたりもします。
ちなみ盗まれたビットコインを取り戻すために、
Bitfinexは最大で
約420億円の報酬を提供することを発表した。
Bitfinexがハッカーと
連絡をとれるように貢献した人に対し、
取り戻した財産の5%を報酬として付与。
また同時に、
ハッカー自身にも25%分を与えると伝えている。
あくまで憶測なので、
そんな気になるニュースも出てきたので、
今回はお伝えさせて頂きました。
今後もドンドン仮想通貨情報を
出していければと思いますので、
よろしくお願いいたします。