投資】大波乱!イギリス減税政策で相場大荒れ!ポンドの乱高下で被害者も続出!?今、イギリスで何が起きているのか?波乱を呼んでいる政策の中身をわかりやすく解説!

【政策の失敗

といった内容でお届けさせて頂きます。

今回は衝撃の展開を迎えている
イギリスのポンドについて

個人的にかみ砕きながら
世界ニュースとしてお伝えしていきます。

あまりの展開に伝えずには入れないと思いまして、
直近、イギリスは
大きく政権が揺らいでいます。

少しさかのぼって今に繋がるように
お話をしていきたいのですが、

直近、7月にジョンソン前首相が
辞任される意向が発表され、

コロナ禍で国民に我慢を強いておきながら
自分たちは首相官邸でパーティをしていたりと

後半かなりお騒がせなムードを出して
辞任に追い込まれてしまったジョンソン前首相

次々と政府高官が辞任していく中で
自分を支えるスタッフがいなくなっていき、

辞任をしない意向をずっと示していましたが
やむなくとなった展開となりました。

EUから離脱

【ブレグジット】

を成しえた首相でもあり、

スキャンダルにも強い精神的にも
タフな首相とはなっていましたが、

ここまで来るともう政権運営が
無理な所にまで追いやられた感じでもあります。

そんな状況の最中で
新しく首相を決める事になり、

トラス外相とスナク前財務相
によって争われましたが、

結果的に
トラス外相が勝利して、
女性首相が誕生しました。

ここも選挙というぐらいなので、
各々の政策を打ち出しての投票となりました。

ここでラス氏が大きく掲げたのが

税政策】

でした。

歴史的な水準で進む
インフレで苦しむ皆の為として
減税を打ち出し、

も税金が安くなるなら・・・。」

という想いで票を
獲得したと言えると思います。

首相になったことで公約通りに
減税政策を発表したのですが、

融市場の受け止め方は違いました。

■ 2023年4月からの法人税率引き上げ(19%から25%)の中止
■ 2022年4月に上がった国民保険料の再値下げ
■ 所得税の最高税率の引き下げ(45%から40%)
■ 住宅購入時の印紙税削減
■ 海外からの買い物客の消費税を免除するデジタルシステムの早期導入
■ 家庭・企業・商店の光熱費の上限を10月から
   年2500ポンド(約41万円)に固定する救済策

といったような国民の為ともいえるような
政策を打ち出し、実施に動いたわけですが、

光熱費支援策は半年で約600億ポンド
(約9兆3000億円)にも上り、

連の経済政策の財源は借金が柱

国債を刷って、その借金で
補填していくといった事なのですが

これを受けて、イギリスの財政悪化が嫌気されて
ポンド売りが急速に進む結果となってしまいました

借金して、国債発行なんて
日本のお家芸みたいなものでもあるんですが、

金融市場、投資家はそれはダメだという
意見を突き付けたような感じになりました。

借金してまで実施すべき事ではない

それを繰り返し続けている日本・・・。

とあたらめて再確認
させられるような状況ですが、

減税に加え、
クワーテング財務相は

「前例のない税制優遇措置で企業の投資を呼び込む」と強調し、

ロンドンの金融都市としての魅力を高めるため、
銀行員のボーナス上限を撤廃するなど、

世界での競争力強化に
主眼を置いた政策を打ち出したんですが、

就任してわずか38日で
解任される結果となってしまいました。

これでも2番目の短さなんだと驚きもしましたが、

今回の混乱の責任を
財務相が責任を取って辞めると言うことになりました。

その上で、15日に減税政策を
一部撤回ということが発表されて、

っ、マジで!?」

と思ったのですが、

今朝、このニュースを見て、
これをやろうと決心したのですが、

新しく就任した財務相の方が
なんと、トラス政権が打ち出した

【ほぼすべての大型減税政策を撤回する】

と発表したのです。

実際に、新しい財務相は素直に
今発表されていた
減税政策は間違いであるということを
認めていたりもします。

間違いを素直に認める事は
大事な事ではありますが、

減税を公約に当選を果たした
トラス首相でもあるので、

就任してから1ヶ月で
ほぼ公約したことが覆されてしまった結果になったと言えるでしょう。

混乱しますよね(^^;

いった事を実現しないで
当選したことになる首相となるので、

退任の声が与野党から
飛び交ってしまっている状況です。

こんな発表が立て続けに
発生してきているので、

ポンドを基軸とした通貨は
かなり荒い値動きに直近なってきています。

ポンド円は
直近のラインをブレイクして

169円の価格を付ける
事態にまで陥りました。

そんな中でTwitter
トレンド入りしている

阜さん

「何?」って方の為に
軽く触れておきますと、

円安進行よりも
ツィート数が多い事態にもなっているのですが、

ポンド円をショートしているようで
160円から169円にまで到達した際に、

フリーズしている様子が
話題にもなっており

含み損が500万円近くにまで上昇してしまい、
リアルタイムで配信している事もあり、

皆の話題をさらったようです。

160円ならまさに矢印付近で
エントリーしているはずなので

1000pipsくらいやられている
今の上昇はたまったもんじゃないでしょう。

色んな逸話を持つ方なので、
こんな状況の方を生み出してしまうぐらい
今のイギリス政府の政策はチンプンカンプンとも言える状況です。

ただ、そんな状況よりも
ある種、ヤバいのが

今の日本です。

先ほどお伝えしたポンド円もそうですが
ドル円も一時149円も付けるくらいに円安が進行しています。

ドルを市場に吐き出す為に実施した要素が
前回の為替介入は大きいと思いますが

実際に、為替介入後もすぐに伸びてきてしまい
前の介入の145円はあっさりブレイクしてしまったので、

次の今の150円台で為替介入あるかもですが、
効果に関しては限定的になるとは思われます。

いわば、根本的な金利差解消とのなる
金融緩和政策を転換しない限り、

この流れを止めるのは厳しいイメージです。

雑草の根の部分から抜かずに
伸びてきた上の部分だけ刈っているようなイメージです。

また時間が経てば再び伸びてきます。

為替介入は協調介入で無ければ
意味がないとは言われるので、

その中で弾数が決まっている中で
どこまで介入するのか?

黒田総裁の限りは
辞めれないであろう

金融緩和

どんな影響が国内に出てくるのか?

柳井さんとか円安に
バチ切れしてましたからね。

構造的な問題で円安で
メリットある企業ない的な事

海外から安いのでコロナ明けで
観光はうるおうかもしれませんが、

それも安く買われているだけなので
土地が買われるなど含め

国力の低下を感じてしまいます。

ちょっと気になる為替の事を
今回は取り上げさせて頂きました。

またお伝えしていきます。

それでは!

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