今回は
【ズバ下げ】
といった所についてお伝えしていきます。
直近の動画で危険な香りという動画を
お伝えさせて頂いておりましたが
お伝えしていた通りに
ズバ下げしたような状態となりました。
「えっ、なんで・・・」
「上昇していく押し目にならないの!?」
と思われたかもしれませんが、
影響が出ているとお伝えしていた
NYダウ・NASDAQがズバ下げしていきました。
NYダウも一時1000ドル安といった
暴落と呼べる下落を見せました。
日経の記事に記載もありますが
2020年10月以来の下落率となりました。
「いや~1000ドルはヤバい・・・」
では、なぜ、1000ドルも下げてしまったのか?
そこにはある人物の発言があるんですね。
その人物とは、
【パウエル議長】
アメリカの金融政策の任を担う人物なのですが、
アメリカだけでなく、世界にも多分に
影響を与える人物とも言えます。
このパウエル議長が、
遂に利上げ0.5%に対して発言しまして
市場に大きな影響を与えました。
さらにパウエル議長は5月3〜4日に
開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)において
「通常の倍の0.5%の利上げを検討しているが、
私の考えではもう少し速いペースで動くことが適切だ」
とも語っています
「0.5%より『もう少し速いペース』は0.75%だろう」
と解釈されたことから、
予想だにしない0.5%以上の利上げ可能性、
急速な利上げ懸念が悪材料とされ
急落に繋がったとも言えます。
0.75%は予期していませんでしたし
市場的には完全にサプライズ発言になったといえます。
金融緩和政策を推し進める
日本とは対照的に
金融引き締め政策を推し進める
アメリカは3月のFOMCから
利上げを前倒しで実施しました。
この背景には歴史的なスピードで進む
インフレ率を抑制したいという
意向があるからなのですが
急ピッチに進めていく中で、
残る全てのFOMCでも利上げとなることが
濃厚な中でさらにスピードを上げるという発表が出たんです。
金融緩和政策でもある
ゼロ金利政策を辞めて
利上げを実施した
3月の利上げ率は0.25%でした。
この利上げ自体も
昨年11月頃には利上げはしないと言っていたんですが、
そんな悠長なことを言っている余裕が
なくなったからというのが正しいと思われます。
理由としては先ほどお伝えした
インフレ率の高止まりです。
ずっと右肩上がりで、
直近のCPI発表では、
8.5%となりました。
円安進行が叫ばれ
物価上昇などのニュースが踊っていたりもしますが、
いうて日本はまだ
インフレ率は1.2%しかなく
黒田総裁が就任時に掲げた
2%にすら到達できていない現状です。
このようなことを含め、
諸々含めても黒田総裁的にも
まだ利上げするフェーズではないと
直近の発表でも黒田総裁の口から出ております。
多少の円安進行となっても、
デフレ脱却に舵を切っていく姿勢を
鮮明にしたとも言えるでしょう。
もはや多少という事ではなく、
アメリカは利上げのスピードを上げて
0.25% → 0.5%
へと利率を上げていく事を考えても
円安進行は政府の介入でもない限り
右肩上がりで伸びていく事は間違いないと思われます。
利上げするということは
金融市場に少なからず、
冷や水を浴びせることを意味しますから、
NYダウ・NASDAQ共に大きな下落へと繋がったといえます。
NASDAQだけでみても
三尊否定のようなチャート図に見えなくもなく
今回の発表をキッカケに
下落していく可能性の確率の方が
上がったかなと見ていたりもします
金融引き締めが鮮明になるわけなので
今から積極的に上げを作るのは難しいようにも考えます。
今までは
【金融緩和=株・仮想通貨上昇】
といったセットであれば、
共に同じ方向を向いていたので、
わかりやすく、
波にも乗りやすかったと言えます。
しかも、コロナショックの影響もあり、
異次元レベルの金融緩和でもあったので
稀有なビックウェーブだったとも言えます。
初心者でも楽勝で稼げた
イージーモードだったと言えるかもしれません。
ただ、その反動ともいえる
金融引き締めが今実行されようとしているわけなので、
今までのビックウェーブに乗るのではなく
ぶつかりにいくような状態になるので
【金融引き締め≠株・仮想通貨上昇】
といったフェーズにはなりにくいと言えます。
今はそういう意味では
休み時とも言えますし、
仕込み時ともいえると思います。
直近のビックウェーブを見たので、
イメージが鮮明に残っている為、
下がってもパッと短期的に上がるといった
イメージを持つかもしれませんが、
そのイメージは今のうちに
払拭しておく方が良いと思っています。
苦しい期間が始まるかもしれないという
意識が大事だとも考えます。
上昇(ブル)相場ではなくなったという点で見れば、
金融のプロが勝ちやすい
下落(ベア)相場 = 売り(ショート)
を仕掛けていける人であれば、
勝ちやすい相場とも言えます。
こちらは現物とは違うので、
リスクもあります。
その資金管理ができる方であれば、
利益を掴めますし、
それが難しいという方であれば、
無理せずに
投資格言でもあるように
休むも相場
とも言える時期かもしれません。
ココは各々の投資戦略に
よる所だと思います。
私の場合は
ビットコイン、イーサ、ADAなど含めて
本仕込みはまだ行っていないので、
来ない可能性もありますが、
大暴落という時を待っていたりもします。
相場の流れ的にはあり得る事じゃないかなと
思っていたりもするからです。
定期的にXYMに今の安値付近で
買い増しを続けながら
ハーベストを実施しています。
逆にこの時期があるからこそ、
後に大きな上昇をのほほんと
見守ることができるともいえると思います。
だからこそ、
私自身は今の価格について
大きく一喜一憂しないと決めています。
そうでなければ、
メンタルが持ちませんので。
今、FOMCが仕掛けてくれる
金融戦略でバコっと大きな暴落が
起きる事を仕込み時として願ってもいます。
その際は仮想通貨だけではなく、
株も行くと思います(*^-^*)
証券会社に資金は入れているので
タイミング待ちともなります。
高い時から私は定期購入は
していかないタイプなので、
安く落ちたモノを定期購入していく
始点としたいと考えています。
経過を共に見守っていきましょう!
それでは!