【衝撃のCPI発表】
といった内容でお届けさせて頂きます。
昨晩、21時30分にCPIが発表されました。
その数値はなんと9.1%と
市場予想を大きく上回る9%台に突入!
ガソリン代などが急騰したことなどを
受けてこのCPIの数値が生まれてきているとも思います。
為替のユーロなどを見ても
約20年ぶりに1.0を割り込むような
展開ともなってきており
日本だけではなく
ユーロともドルは金利差が
発生してくる兼ね合いもあり、
年初から対ドルで
大きく価格を落としていました。
今回の発表で大きく動きが
あったことは確かで、
利上げについて、
1%も視野に入ってくるかもしれませんね。
というお話をしておりましたが、
北米という観点では、
お隣のカナダは一足先に
もう1%の利上げを行いました。
ここまで1回の会合で
金利を引き上げるのは異例だとも述べていました。
実際、お隣が上げている中で、
もうアメリカが1%利上げを行っても
おかしくない状況下になったとも言えます。
市場でも次の7月26~27日開催される
FOMC1%になるとの予想も出ており、
織り込まれて行っている状況とも言えます。
ただ、今のアメリカ景気に
陰りが出てきているのも事実です。
需要が鈍化してきている
地域が出てきている事もあり、
高まりすぎた現状で買い控えなども起こり
住宅ローンも金利が急騰していることで
買い控えが起きており
中古物件などの販売数は
2022年に入って以降は右肩下がりで数を下げています。
7月FOMCで1%という
劇薬は投下される可能性はあると見越します。
景気をある程度、犠牲にしてでも
インフレを抑制する意欲を示している
タカ派状態のFRBのパウエル議長などもいるので、
コロナバブルで積み重なった
貯金を使ってこの事態を抑えようとしている
実際、ソフトランディングを目指していますが
難しいかもしれないといった発言も見受けられます。
実際、個人的にはCPIに関しては
今回のモノでピークをつけるような気がしています。
原油先物などを見た場合、
直近6月に最高値圏をつけて
今は1バレル100ドルを
割り込むぐらいまで落ち込んできております。
今回のCPIも6月の数値なので、
今という点でみれば、
古いデータでもあるとは言えます。
ただ、後追いでしか公式な発表データは出てこないので
時間差が生まれたりもするものです。
実際、雇用統計もコロナショックの際は
出ても影響なく、古いデータだから影響がない的な
報道も出ていたのを覚えてもいて
いつも気にしているデータも
急場になればそんな事を言っている
場合ではないのかもしれません。
伝説の投資家バーリ氏も
もう過度な引き締めによる
インフレからデフレへと移行する可能性についても
言及しておられたりもします。
実際、7月5日の動画で
祭りの終焉についてお話もさせて頂きましたが、
もうここまで下落が煽られると
ピーク感を感じます。
下落警戒の中ではありましたが、
私は今の状態でショートを打たないと言っていました。
これももう底がしれている中で
ロスカットもある中で
リスク値を背負って勝負しにいっても、
小銭を稼げても大きく稼ぐのは今は難しいフェーズ
になるとも考えているからです。
とれた方は40万円幅くらい、
直近は取れたかもしれませんが、
前回のお話同様で、
2021年のバブル期に言い換えれば、
700万円でロングして
740万円で利確した
的な事にもなるので
それであればその分を直近
現物ロングでこの40万円幅を取るでも
良かったとも考えます。
両方取れる素敵なトレーダーさんなら
良いかもですが、SNSの情報だけを信じて
ショートしても資金を失ってしまう
リスクもあると考えるからです。
もちろん、これは
投資スタンスの問題ではあると思うので、
自分に合う投資スタイルで
臨んでいただければ良いと思いますが、
ポジポジ病でもないので、
リスク値を考えて、個人的には無理な勝負はしません。
私の投資スタンスは
自分が勝てる勝負と思える勝負だけ
勝負するスタンスです。
短期で見る勝負もあれば
中長期を見越しての勝負もあります。
仮想通貨ではなく、
ユーロドルの自動売買システムを
約4年間ほど回していますが
周りは欲をかいて資金を飛ばしたりもしていますが、
私は元手資金を1度も飛ばさずに
4年間立ち続けて
運用し続けていたりもします。
これはハイレバレッジでやっている分で
リスク値を考えて回すタイミングなどを
市場状況を見ながら回しているからに
他ならないと思っています。
逆に仮想通貨は
基本、現物で勝負している
市場によってリスクの背負い方
スタンスを変えていたりもします
少し話を戻すと
今回のCPIの発表を受けて、
逆に事実買いが発生したような
フェーズでもあるので、
ショート勝負しに行っていた人は
増やした分を減らしてしまっている
可能性すらあるかなと考えています。
回数をこなしても
結局、回数をやっていない人に
追いつかれてしまったりするのも投資の世界です。
CPI発表を受けて、
下がらないとなる上で、
上がるとなっていた中で上がった
下がると思っていた中で上がった6月とは
少しイメージが違ったのかもしれません。
お祭りの最後が近い
本当の最後がいつになるのか?
このレンジの脱出後
になると考えていますが、
候補で挙げれば、
FOMCの発表後に
1%なった際に、
一旦ガツンと下がれば、
文化祭でいう所の後夜祭の花火があがる
タイミングではないかなと考えます。
もうそこも見越して、
先に転じていく投資家さんも
イノベーター理論でいう所の
イノベーター
アーリーアダプター
の方々はいるでしょうね。
アーリーマジョリティが
後に追いかけてくる
参戦してくるのが遅い
レイトマジョリティ以降に合わせた
情報に惑わされないことが大事とも考えます。
先を見越すなら仕込み時としては
悪くはないとは思います。
私も少しずつ仕込んでいますので、
また経過お伝えいたします。
それでは