【恐怖再び】
といった内容でお届けさせて頂きます。
直近、310万円を抜きに行く力が
無いという判断をした上で、
Twitterにて下へのトライが来ると
お伝えしておりましたが、
あのタイミングから
明確に価格が落ちていくのを
確認することが出来ました。
予想通りの状態に
なってきていると思います。
300万円地点から
約40万円の暴落中です。
実際、今日の夜は
戦々恐々となる夜でもございます。
といいますのも
6月の大暴落が起きた
キッカケを思い出して頂きたいのですが、
アメリカの消費者物価指数
【CPI】
なんですね。
一時期、ピークを付けたかなと見せながら
ジャンプアップで伸びてしまった事で、
FRBも利上げポイントを
引き上げる必要が出てしまった。
となったので、
市場の織り込ませていた
0.5%から0.75%へと
利上げポイントを上げる
結果にも繋がっていきました。
今回で言えば、雇用統計の結果が
予想よりも良いともいえる中で
足元の雇用が
回復していることを考えれば、
今回のCPIが仮に悪化して
しまった場合、
より大きな利上げを実施して
金融引き締めを実施する
可能性すら出てきているように思います。
出典:モーニングサテライト
実際、FRBのパウエル議長は
今のアメリカの状態であれば
金融引き締めに十分耐えられる状態だ
と発言してもおり、
今回で言えば雇用統計の
数値も良かったりもするわけなので、
一層の金融引き締めに踏み切っても
おかしくないとも考えられます。
出典:モーニングサテライト
今のFRBはインフレを抑え込むことに
必死の状態ともいえるので、
インフレ抑制を第一とする中で
株価などがその影響で落ちてしまう分は
仕方ないと見越している感もありますので
強硬なタカ派の姿勢で来るので、
場合によっては、
前回のようなCPI発表後に
バコっと落ちていく可能性も0ではないので
警戒感は強めておく方が良い状況と言えるでしょう。
ただ、先ほどもいいましたが
前回はピークアウトしたモノという
市場予想を上回るCPIの上昇だったので、
【CPIショック】
という命名もつけられて
一気に急落したということは
あると思いますので、
今回はある程度、数値が悪い方に
市場が織り込んでいる感もあるので、
予想通りとかであれば、
大きな下落とはならない可能性はあると思います。
逆サプライズで市場予想よりも
CPIが著しく低いなどがあれば
金融引き締めペースが落ちるのでは?
という予想もたつかもなので
逆に上昇する可能性すらもあるかもしれません。
出典元:https://jp.reuters.com/article/usa-funds-ark-idJPKBN2ON1OY
投資会社アーク・インベストを率いる
著名投資家キャシー・ウッド氏は12日、
米連邦準備理事会(FRB)は利上げを続ける中で
デフレの兆候を無視しており、
間もなくハト派的な方向転換を迫られるとの見解を示しています。
昨年、2021年、伝説の投資家マイケル・バーリ氏と
逆の発言をしていたキャシー・ウッド氏ですが、
今回はバーリ氏と同じ方向の発言をしているように
個人的には思われます。
こちらのバーリ氏のTwitterはもう消されており、
バーリ氏は基本的に、ツィートしても
消していく傾向がある様です。
金融業界いうお医者さんでもある
FRB
お医者さんは治さないといけないので
中途半端ではなく、根絶の為に
過度に劇薬を注入する傾向にあります。
実際、金融緩和をし過ぎた結果でも
今回の場合はあるのかなと感じますが、
それとは逆に引き締め
まくっている状態ともなります。
インフレを抑制しすぎて
デフレに転じる
後にそんな状況に
陥ってしまうのかもしれませんね。
ハイパーインフレになるよりは
良いのかもしれませんが、
いま日本が陥っている
デフレ地獄も抜け出すのが
大変でもある旨はあると思うので、
かじ取りは本当に難しい所ですね(^^;
利上げについては
7月:0.75%
9月:0.5%
が今は市場に織り込まれている中で
金融引き締めを継続するのか?
引き締めペースを落とすのか?
利上げが無くなるってことはないと思うので、
それを占うのが本日発表される
CPI
にはなってくるのです。
今回の結果次第で、
ビットコインを含めた仮想通貨市場の
値動きも大きく変わってくると思います。
6月のCPI時も
ずっと続いていたレンジ圏での動きを
突き破る事になったのも
この【CPI】はございましたので、
今回もいい意味で突き破る
キッカケになってくれたら良いなと考えております。
今はビットコインの
ボラティリティだけで言っても
300~240万円幅でしか動いていないので
大きなボラティリティがない状況であることは
どっちにしろ打破してほしい所ではあります。
200週移動平均線が
今はビタっと決まっている所でもあるので、
ココを割り込む ⇒ 総悲観モード
ココを反発 ⇒ 強力なサポート【大底】
になる可能性があるのかなと考えています。
200週移動平均線を割り込むと
逆に強力なレジスタンスとなる可能性が高いので、
その場合は少し長い期間、
冬に突入する可能性があるとも考えます。
逆にここで反発していけば
今後も200週移動平均線のサポートは
意識されることになると思うので、
今のポイントが大底となる可能性も秘めています。
相関関係だけ見れば、
ナスダックの値動きにも注目すべきなので
ITバブル崩壊ぐらいまで
上がった分、下げるなんて展開も0ではないなかですが
どの辺で下げ止まるか?
それも今回の発表が大きく
左右してくるかもしれませんね。
FOMCは5~7月は
3ヶ月連続で実施されましたが、
次は9月になるので、
今回のCPI発表は特に
大事な局面といえるでしょう。
CPIショックとなるのか?
経過はまたお伝えします。
それでは!