【FOMCを終えて】
といった内容をお届けさせて頂きます。
大注目となっておりました
FOMCを終えてのパウエル議長の声明が発表されました
今回の発表で3月に量的緩和【テーパリング】を終えて
しっかり3月から
利上げをスタートすることが発表もされまして、
金融引き締め自体がスタートする見解を
シッカリ市場に伝えました。
金融引き締めのペースが
前回よりも早まる可能性が示唆されました。
その上で少し含みを
持たせたような言い方をしたことで、
逆に不信感を漂わせる結果になったともいえるかもしれません。
実際、今回のお話の中でも
注目したいなと思ったのが、
インフレが上昇すると
一般家庭に大きな影響が出るという事に言及した所です。
富豪の方々はインフレが
進んだとしても耐えれる
なぜなら、お金があるからです。
非常にシンプルな答えです。
ただ、そうではない収入的に厳しい方々の場合は
物価が上昇しまくると
そもそも生活ができなくなってしまうんです。
そっちの方が国家的に見ても
ヤバいという判断をしているような
印象を個人的に受けました。
日本でも置き換えても、
お金持ちが株で儲からないからヤバーい!
と言っているのよりも
貧困家庭の方を手厚くする方に注力する方に
今の岸田政権が離婚した1人親に10万円を配布したり、
住民税非課税家庭に給付金を
渡すような政策を取ろうとしていたりなど、
参議院選を見据えてとも言われる
若干のバラマキ政策感はありますが
それで助かる人たちがいるのも確かかと思います。
アメリカの情勢に置き換えても、
インフレが進む方が深刻と捉えて、
多少株価が下がったとしても
インフレを下げる方に舵を切っていく
方向性に進む可能性が高くなったと
言えるのではないかと考えます。
資産運用の結果で働かないと言っている人を
抑制する事にも繋がりますし、
金本位制をやめて、管理通貨制度にしてから
お金を刷りまくっているので、
それに乗じて価格は伸びている
NYダウも下がったと言っても、
高さは今の所、顕著でもあるので、
今の株価がまだ高い事、失業率が低い今こそ、
耐えられると考え、
今後の金融政策を打つ為にも
利上げしておきたいというのが本音ではないかと考えます。
結果的に見れば、
一旦FOMC声明文発表直後は
NYダウは上昇しましたが,
その後は大きく価格を
落としていく結果となりました。
上昇トレンドラインも
今は個人的に割り込んでいると考える中なので、
今回の発表をうけて本格的にリセッション入りする可能性が
大いに出てきた感を個人的に感じています。
月足だけで見ても、
とても嫌なローソク足となっています・・・。
ココからズバンと落ちても
何も不思議ではないようにも感じます。
そんな状況下の中での
仮想通貨を見ていきたいのですが、
昨日、お届けしている際
噂売りが一巡して反発の買いが少し入って
440万円くらいまで回復していましたが、
本日のFOMCの発表後は
値を下げる動きへと変わっていきました。
本当にコレだけ見ると株式市場の動きに
連動した値動きとなっているのが分かります。
と言うことも考慮しますと、
日足ベースで見ましても、
絶対的に上昇していくといったことが
見込めるようなチャート足でもなくなったことは
この足を見て考えてしまいます。
FOMCで利上げすることは決まりましたが、
まだ具体的な回数や利上げ幅については
言及していないという事もあり、
不確定要素がある上で
逆に考える幅がある事で、
憶測を呼び売りを呼ぶ可能性を
十分秘めているようにも感じます。
RSIで見ても、再び30を
割り込む展開になってきておりますが、
少し積極的にエントリーしていくかは
正直、考えモノだなと思ってしまいます(^^;
本気でのエントリーは
少し先になるかもしれません。
アメリカ10年債も上がってきていますし、
次回のFOMCが3月15~16日となっているので、
それまでにパウエル議長から
また何かしら言及が無ければ、
不透明感から噂売りが継続して
引き起こされる可能性があると考えます。
現状だけで見ても、
悪い流れは払拭されておらず、
日経平均は一時900円安をつけたり、
NYダウの先物もその流れを受けて、
前日比で約450ドルほど
下げる展開となっております。
NYダウも寄り付きで
下げて始まる可能性が高いかなとも
15時過ぎぐらいの時点では思っています。
総じて、FOMCを受けて、
事実買い的な要素よりも売りが進むような
発表となったイメージです。
今、大きな出来高を
伴った変革期となっている中で、
仮想通貨市場もこの値動きに左右されると思うので
落ちるなら今からのNYダウには注目です。
それでは!