今回は
【コインベース日本市場参入】
といった内容でお届けさせて頂きます。
コインベースと言えば、
世界100各国以上で仮想通貨取引所を営む
アメリカの大手仮想通貨取引所
2021/4月に史上初仮想通貨取引所として
ナスダックに上場するということで話題をさらい、
ビットコイン史上最高値となる
700万円を付ける原動力となった
アメリカの力のある
仮想通貨取引所でもあります。
そんな仮想通貨取引所が
6月に暗号資産交換業者に
登録されたことが発表されていました。
※Coinbase株式会社(関東財務局長第00028号)
そんな最中、新たに今回発表があったのが、
日本のメガバンクの1つでもある
三菱UFJ銀行
と口座連動するとの発表がありました。
三菱UFJ銀行の預金者が
即時入金できるサービスを導入し、
仮想通貨に投資しやすくなるという狙い。
メガバンクが仮想通貨業者と
即時入金で手を組むのは初めてのケースなので、
日本の場合はメガバンクから
入金は出来ますが、
どうしても時間差が出てしまうので、
「メンドクサイな・・・」
という感覚が生まれてしまうのかもしれません。
メンドクサイと感じると
人は行動を辞めてしまう傾向があるので、
結果的に投資してもらう事で
手数料を発生させて収益を上げるビジネスモデルなので、
メンドクサイで投資をしてくれなくなると、
完全に機会損失となってしまうんですね。
その機会損失を防ぐという対策で、
コインベースは大手の三菱UFJ銀行と
口座連携したモノとみられます。
そんなコインベースは
サービスは既にスタートしており、
既にiOSとandroidで
アプリはダウンロードできる状態で、
取引も開始しております。
取り扱い通貨は
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ(BCH)
ステラルーメン(XLM)
ライトコイン(LTC)
と5種類で、
我らがリップル【XRP】は
現段階で取り扱いしていない状況です。
ちなみにコインベースは
今までハッキングされたことはなく、
顧客の資産は98%オフラインで保管と記載もあり、
コールドウォレットで管理されているという事で、
ハッキングリスクが
極めて低いという点も強調しています。
ログインに関しても、
二段階認証を徹底しております。
仮想通貨ユーザーとして
気になるのはやはり手数料かなと思うんですが、
スタイルはコインチェックなどと同様に、
販売所スタイルでユーザー同士で交換し合う
取引所ではないと言う所がポイントですね。
ただ、着目すべきは手数料で
約1.99%との記載がある点です。
これのスゴイのは、
この手数料の中にスプレッド
も含まれているという点ですね。
スプレッドは販売所の利益となるポイントで、
このスプレッドが広いと
利益を手にするのがとても難しいと言えます。
参考までにスプレッドが広い
コインチェックを例に挙げます。
事実なので、
そのままお伝えしていきますが、
スマホアプリで価格を見てみれば、
これは8月20日の深夜12時48分の写真ですが、
価格は125.74円
と書いています。
この価格で【購入】できるのかなと考えて、
購入ボタンを押してみると、
131.65円
となっています。
対して、同時刻で【売却】を押してみると、
119.95円
と記載されています。
125.74円
の価格の際に利益が乗せられて、
購入:131.65円(5.91円:約4.48%)
売却:119.95円(5.79円:約4.82%)
といったスプレッドという名の
利益が乗った状態でした売買できません。
往復で考えた場合、
11.7円分(約9.3%分)
購入時からみて上昇していないと
単純に言えば、利益が出ない計算となります。
コインベースの場合、
それが約1.99%ですから、
往復分で考えても、
約3.98%となりますので
手数料だけで見ても、
約57.2%の差
半額以上の手数料差がある事となります。
手数料って案外バカにならないもので、
トレード回数が増えれば増えるほど、
チリ積もでドンドン積み重なっていきます。
考え方的に手数料分、
最初負けて始まるとも考えれる中でもあるので
価格自体は伸びたのに手数料負け
してしまうから売るに売れないといった
状況になってしまう時もあります。
コインチェックの場合、
手数料は一律ではなく、
価格に応じてスプレッドが変動するので、
価格が乱高下した際は、
スプレッドが広くなるので、
「急騰したのに利益が出せない・・・」
なんて嘆きのツィートが
Twitterでメチャクチャ上がったりもします。
個人的にはまだ知識に乏しく
仮想通貨トレードを始めて少しの間
2017年前後まではコインチェックを使っていましたが、
バカ高いスプレッドに嫌気が指して、
直近、数年単位で売買としては使用していません。
「CMやっているから安心でしょう~」
と考える方もいるかもしれませんが、
あのCMのお金は皆さんから
徴収している手数料から出ているという
認識を持っておいても良いかもしれません。
なので、手数料の安い取引所でやるべきと考えます。
そんな日本参入のタイミングで
もう1発ビックニュースも飛び込んできてまして、
コインベースの
ブライアン・アームストロングCEO
が新たに約550億円の
仮想通貨を購入するとの発表が出ました。
三尊になるかもしれないタイミングで
掘り込んできている感もあるので、
三尊否定にもって
いきたいなんてことも考慮して、
「狙ってきているのかな・・・」
と勘ぐってしまいますが、
結果として、
ココを起点として、
【コインベース砲】
とも言える状況となるやもしれません。
そんな状況で話題性があるので、
Twitterトレンドにも上がってきていました。
仮想通貨市場が活況に沸くことは
とても良い事だと私自身は感じていますので、
また仮想通貨に関する最新情報が出てくれば
お届けさせて頂きますので、
よろしくお願いいたします。
それでは!