今回は今、私が注目している仮想通貨
【ポルカドット】
についてお伝えしていこうと思います。
市場が今、停滞している状態なので、
このタイミングかなと考えました。
聞き慣れない名前かもしれませんが、
5月19日に国内仮想通貨取引所で
初めて取り扱いが始まった
【ポルカドット(DOT)】
仮想通貨の大暴落に見舞われた直近だったんで、
全然取り上げられなかったように思うんですけど、
Twitterでも上げましたが、
ポルカドットが国内で上場したことって
本当に良いことだと思うんですね。
さらにそれに続いて、
ビットフライヤーが
6月29日に取り扱いを始めました。
だからこそ、
特集をしていこうと思います。
ポルカドットとは、
2021年になって群雄割拠で
入れ替わりが激しい中ではありましたが、
コインチェックで
直近上場した
OMG・IOST・ENJ
とかは時価総額ランキングは
50位より下だったりもあって、
認知もそこまでないパターンとかが多いんですけど、
野球とか好きなので例えれば、
メジャーでゴリゴリのスター選手が
大谷翔平選手のように日本に移籍してきた的な状態です。
では、改めて、ポルカドットについて
解説していこうと思います。
ポルカドットは2020年8月に
上場したばかりの比較的新しい仮想通貨でして、
公式ページとかもあるので、
掲載しておきますが、
急速に力を伸ばしてきた
仮想通貨と言えます。
ポルカドット(Polkadot)は
Web3財団というスイスの財団によって
開発されまして、
Web3財団の創設者の中には、
イーサリアムの共同創設者
ギャビン・ウッド氏も含まれており、
その点からもポルカドットは
多くの期待と注目を集めました。
ADAも同様で、
イーサリアムの共同設立者であった
チャールズ・ホスキンソン氏によって生み出され、
時価総額ランキングも5位にいたりもしますし、
アルトコインの王様でもある、
イーサリアムの共同設立者という方が
手掛ける仮想通貨には必然と注目が集まりやすいとも言えます。
その上で、
ポルカドット(DOT)は
【Web3.0】という
世界の実現を目指すプロジェクトであり、
ブロックチェーンでもあります。
またこれまでは、例えばGoogleのユーザーは、
利用のために個人情報をGoogleに提示していました。
Googleが独占しているなど、
ヨーロッパでは独占が問題で制裁金などが
課されていたりもしていましたが、
その他、大手Webショップ(EC)でもあります
amazon、yahoo、楽天などもそうですよね。
このように、一部の企業が個人情報を
収集・管理するという中央集権型の世界でした。
ただ、最近は大手企業でもハッカーに個人情報などが取られ
身代金を要求されるケースが増えてきていますが、
ブロックチェーン技術を使うことで、
個人情報はブロックチェーン上でユーザー同士が分散管理し、
不正アクセスや情報漏洩のリスクも軽減できる
分散型(非中央集権型)のWebの世界、
Web3.0となることを目指していこう!
としているのが、
このポルカドット(DOT)なんですね。
そんなポルカドット(DOT)を
7つの特徴をお伝えしていきます。
横文字のオンパレード感が
始まる予感がしているかもですが、
可能な限り、わかりやすく
お伝えしていきますので、
離脱せずに付いて来てくださいね!
① インターオペラビリティを実現できる
インターオペラビリティ(Interoperability)とは、
日本語では「相互運用性」を意味しまして
異なるブロックチェーン同士をつないで、
相互運用できるようになることを指します。
これは前のパレットトークンの
動画でもお伝えしましたが、
【クロスチェーン】
という技術でもあります。
既存のブロックチェーンの多くは、
例えばビットコインやイーサリアムは互換性がなく、
それぞれのブロックチェーン同士を
つなぐことができませんでした。
そのため、
ビットコインをイーサリアムに
変換しようとすると、
取引所を経由する必要がありました。
取引所を経由するということは、
管理者がいる中央集権的なものを
必要とするということです。
いつでもお上の元で動く
必要があったともいえるんですが、
つまりこれまでは、
個々のブロックチェーンは
分散性を有しているにもかかわらず、
中央集権的なものも
必要とせざるを得ませんでした。
しかし、ポルカドットを介すれば異なる
ブロックチェーン同士をつないで
インターオペラビリティを実現することができ、
完全な分散型のWebの世界=Web3.0
をつくることを可能としました。
② スケーラビリティ問題を解決できる
スケーラビリティ問題とは、
ブロックチェーンにユーザーが集中し過ぎて、
取引処理の遅延や手数料の高騰が
起きてしまう問題のことです。
ビットコインでも
送金詰まりが問題にもなりましたし、
直近のイーサリアム特集でも
取引手数料の高騰の問題も取り上げてました。
また、遅延が発生する主な要因は、
ユーザー集中時にトランザクションの
検証に時間がかかってしまうことでした。
一方でポルカドットでは、
「Parachain(パラチェーン)」
と呼ばれる並列化された
ブロックチェーンが
トランザクションを並行処理して
処理速度を上げることで、
スケーラビリティ問題を解決しています。
③ 誰でもブロックチェーンを開発することができる
ポルカドットでは、
「Substrate(サブストレート)」
というブロックチェーンの
開発ツールを一般に提供しています。
Substrateを使うことによって、
誰でもポルカドットと互換性のある
ブロックチェーンを開発することができます。
オープンソースであれば
ワードプレスみたいなものですね。
④ セキュリティ性能が高い
これまでの多くのブロックチェーンは、
個々のブロックチェーンごとにセキュリティを確保するために、
ブロックチェーンごとで
多くのリソースを割いていました。
また小さなブロックチェーンでは、
十分にセキュリティ用のリソースを確保することができずに、
外部からの攻撃を受けて
しまうということが起きていました。
51%攻撃とかが一例とも
言えるかもですが、
それに対して
ポルカドットの場合は、
「Pooled Security」
呼ばれる
セキュリティのプログラムが
ネットワーク上にプールされており、
それを各ブロックチェーンが
活用できるようになっています。
そのため、わざわざ1つ1つの
ブロックチェーンでリソースを割かずとも、
すべてのブロックチェーンで
共通のセキュリティ性能が担保することを
可能としまして、より強固な
セキュリティ耐性を実現しました。
⑤ オープンガバナンス体制を取っている
ポルカドットでは、
運営側が一方的に開発を進めるのではなく、
ユーザーが協働しながらネットワークの
発展に取り組んでいく仕組みとなっています。
ポルカドット = 参加型でネットワーク構築
具体的には、ポルカドットのユーザーは
仮想通貨(トークン)を保有することで
ガバナンス権(参加権)があたえられ、
ネットワーク内の手数料の決定、
ブロックチェーンの追加・削除、プロトコルの
アップデートなどに関与することができるようになります。
要は、中央集権ではないことを意味します。
⑥ ステーキングサービスがおこなわれている
ここが何より皆の注目を
集める所となっているかもしれません。
現在、複数の仮想通貨取引所・ウォレットで、
ポルカドットを対象とした
ステーキングサービスがおこなわれています。
国内のDOTを取り扱いしている取引所では
実施できないので、その点は注意ですが
■ Moonstake
■ Bitrue
■ Binance
■ Polkadot(ポルカドット)の公式サイト
で実施可能となっています。
このステーキングに関しては、
2021年1月5日、シンガポールの
仮想通貨取引所Bitrue(ビットゥルー)が、
ポルカドットを取り扱うことと、
年利7.3%という高い利回りでの
ステーキングサービスを開始することを発表し、
話題を呼びました。
年利7.3%とか、
定期預金が今は日本のメガ銀行では、
0.002%ですから、
100万円預けても20円ですが、
それと比べても3650倍もの
金利が付くこととなります。
もちろん、
価格変動のリスクはありますが、
2021年3月現在、ステーキングの
データサイト「Staking Rewards」によると、
ステークされている数量を米ドルに換算した価値では
ポルカドットは全体の2位につけており、
非常に好評をえています。
インカムゲイン目的でポルカドットを
保有するユーザーは基本的に
長期保有することを前提としているので、
それについては売却されにくい、
つまりは価格が下がる要因になりにくいと言えます。
その恩恵として、ステーキングを行う
ユーザーは通貨がもらえるメリットがあります。
ちなみに
ポルカドットのステーキングは、
基本的にはいつでも解除可能ですが
ただ、解除したとしてもそのあと28日間は、
コインを動かせないというルールがあります。
たとえば、DOTを預けている間に
通貨の価格が大きく上昇し、
今すぐに売りたいと思っても、
すぐにコインを引き出して売却することはできません。
逆にコインの価格が急落した場合も、
同じくすぐに引き出すことは不可能です。
⑦ すでに300を超えるプロジェクトが動いている
2020年末から立て続けにポルカドットに
関連するプロジェクトについての発表がなされていますが、
現在も300以上のプロジェクトがポルカドットの
ブロックチェーン上で進行中だと言われています。
世の中、全く動いていない仮想通貨も多い中、
ポジティブ要因となるニュースが出やすい土壌を
もっているといった認識が持てる仮想通貨とも言えるでしょう。
ザっとにはなりましたが、
こんな特徴を持ち合わせている
ポルカドット
バブル期には
一時5000円を付ける
価格を付けておりましたが、
今は約1700円ほどと
50%以上価格が
下がってきているので、
今後を考えても狙って言っても
良い仮想通貨と言えると個人的には考えています。
国内取引所は
■ GMOコイン
■ ビットフライヤー
となっていますが、
海外取引所でも買えるので、
スプレッドなど加味して
良い所で購入してみてくださいね。
それでは!