今回は
【止まらない暴落】
といった所についてお伝えしていきます。
ゴールデンウィークに入った
日本は市場が閉まっていましたが、
4月29日の金曜日の
NYダウは大暴落しました。
一時1000ドル安と
先週は立て続けに1000ドル安を
記憶する結果ともなってきました。
コロナショックの時を
思い出すような下落とも言えますが、
市場的に言えば
記憶に刻まれている
大暴落でもある
【リーマン・ショック級】
に下落が進んでいる状態となっています。
NASDAQの下落率はリーマン・ショックが
起きた2008年9月(11.6%安)を上回る
4月月間では13.3%
2008年10月(17.7%安)以来の大きさ
とのことで、
後藤さんの画像を引用してみてみても
恐ろしさがにじみ出ている下に伸びる棒グラフです。
これだけ見ても
14年ぶりの大暴落が押し寄せて
来ているともいえる状態です。
29日の相場急落の震源となったのは
日本の皆さんもヘビーユーザー
アマゾン・ドット・コム
一時は前日比15.9%下げともなり
コロナ禍で成長をしてきたのですが、
鈍化していく傾向があります。
ずっと右肩で伸びる方が難しいと思いますし
営業成績とかで考えても、
常に前年を30%以上超えをずっと続ける事が
いかにむずかしいかといった所でしょう。
ハイテク株が軒並み軟調となったことで
NASDAQは下げ幅を広げたとも言えます。
短期でみれば逆三尊否定のような形となった
今のNASDAQのチャートをみても
下落トレンドは継続となりそうなチャートと見えます。
少し長い目でチャートで見たとしたら
三尊が大きく決まったともみえなくもないです。
三尊の正式名称は【三尊天井】
三尊天井(トリプルトップ)とは、
1回目の高値を一度は超えたものの反落し、
その後、再び高値更新を目指しても、
1回目の山を超えられず下落してしまうチャートの形
を指しますので、
三尊に今回の場合は
該当するといえると思います。
ちなみに過去の動画の中で
要警戒ポイントとお伝えしていきている所を
綺麗に割ってきております。
少し反発しても
下落トレンドの中での
波の動きとなりそうです。
コロナショックからの金融緩和を
追い風に上昇し続けてきましたが、
金融引き締めへの警戒感から
上昇トレンドを完全に割り込みまして
遂に下落トレンドフェーズに入っていきます。
【注入したお金=ドーピング】
分が抜けていくってイメージなので、
もう頂上にも到達しているぐらいの金余り状態でしたから
ここまで伸びているなら
金融引き締めをしても大丈夫という印象を
FRBは持っているのかもしれません。
それ以上にインフレ率を抑える方に
入っていかないとまずいと考えているはずです。
このインフレを抑えるには
FRBができる最善策としては
利上げしかないと考えているはずです。
景気の冷え込みが出たとしても
今までジャブジャブになっている中で
アメリカに関しては
経済成長が出来るからという点もあります。
日本は賃金上昇を伴う
景気回復ができていないので
利上げはできない状況とは言えますが、
ちなみに利上げに関しても、
スピードは何とも言えませんが、
今回のように年始から比べれば
加速していく可能性はありますが、
今週始まる5月3~4日のFOMCでは
0.5%
の利上げは決定的です。
それ以上に踏み込んで実施してきた場合は
何とも言えませんが、
年末まで残り6回のFOMCで
利上げが実施された場合
年末までに3%にも
達する可能性を秘めています。
今回のNYダウ・NASDAQの連日の
急落については、
ハイテク株の影響もありますが、
完全に市場が利上げによるリスク回避を
織り込みに行っているからとは考えます。
噂段階の時の方が恐怖指数は高いので、
大きく変動します。
今週はFOMCに雇用統計と
イベント目白押しですが、
今回の利上げを市場がどれだけ
織り込んでいるかだと思われます。
NYダウ・NASDAQにしろ
下落したとしても長期の上昇トレンドは
崩れておらず、下落も
【調整】
といった具合で上昇を
続けてきた歴史があります。
金融緩和で行き過ぎた
状態を引き締めに行くと言うことを
実施すると言うことは決して間違いではないと思います。
恐怖からの売りが殺到したという事であれば
FOMCなどで事前通りの0.5%だけであれば
大きく下落するとはならない可能性すらあります。
事前に発表して市場に予防接種を
しているようなイメージでもありますので。
仮想通貨市場で見ても、
ビットコインで言えば今も
500万円を割って
反発してを繰り返して
500万円台で
攻防が続いています。
ただ、アルトコインは
軒並み厳しい状況とはなっております。
リップルで見ても
短期上昇トレンドラインを
割り込んでからは中々厳しいのが実情でしょう。
XYMも12円台を割り込み
一時11円台に突入もしておりました。
上昇の兆しが見えずに
メンタル的にも厳しいかもしれません。
ただ、これは今までお話したように
地合い的に皆が厳しい状況とも言え、
XRP・XYMの通貨性能が悪いから
価格が下がっているとは言いにくいと言えます。
アルトコインの王様
イーサリアムはこの中でも
まだ上昇トレンドを継続できているのは
さすがだなと思います。
ただ、前からお伝えしてきていますが
当たっても大きくない目を狙いに行くのか?
当たったら高額配当のような穴を狙いに行くのか?
これは投資スタイルによると思います。
妥当なイーサリアムを選ばれるのであれば
それもきっと一つの選択肢でしょう。
ただ、投資を長年やってきた中で
上昇を続けるなんてことはありません。
波打ちながら進むうえで、
必ず下落がありました。
逆に下落なくいけるなんて
思わない方が良いとすら思っています。
昨年、2021年からテーパリング含めて
始まる際にこうなる事は十分予想できた中でしたので
高値圏での利確を推奨しておりました。
ここはいくら叫んでももう戻れないので、
致し方ない事ではあるのですが、
ただ、次の高値圏で
大きく利益を出していく事を考えれば、
この苦しい下落時に
仕込んで行くしかないんです!
誰にも完全なる底は見えません。
探り探りになります。
だからこその一気に
購入しないことが大事とはなるわけです。
前を向いて
根気強く今の状況に挑む。
厳しい冬のようなこの時期を
シッカリ乗り越えて実りの秋が
また来るのを再び待ちましょう!
その収穫を一番実感できるのは
この苦しい時期を乗り越えた人だと思いますから
それでは!