【投資】イーサリアムで遂に2021年8月5日にハードフォーク【ロンドン】実施!歴代アップデート後は価格上昇が起きている神イベントを徹底解説!仮想通貨ユーザーは絶対にチェックせよ!

今回は

【イーサリアムハードフォーク】

といった内容でお届けさせて頂きます。

本日、遂にイーサリアムが

【ロンドン】

と呼ばれるハードフォーク(アップデート)がございまして、

現時点では

予定目標日:2021年8月5日木曜日21:19:15 GMT + 0900(日本標準時)

というのが目安になっておりまして、

この動画がアップされた後ぐらいに

実施されるような
スケジュール感では
ないかなと考えております。

時間に関しては、
ブロック高到達時間によって多少前後しますが、

ブロック高12,965,000到達時点において、
メインネットでアクティベートされるので、

本日中での実施は
確実と言えるでしょう。

これに準じてかの
絶対値はありませんが、

イーサリアムの価格が
上昇している状況が続いております。

三角保ち合いをビットコインと共に抜けてから、
13日連続陽線という離れ業を見せてくれました。

ここまで陽線が継続するのも
珍しい状態と言えそうですが、

イーサリアム

ハードフォーク【ロンドン】への
期待上げと呼べるとも思いますが、

ここまで陰線を1回付けましたが、
何のその!といった具合に伸びても行きまして、

大台の30万円まで回復していきました。

ちなみにイーサリアムのハードフォークは
ビットコインのハードフォークとは違い、

別に通貨が生まれて
別通貨が配布されるとかではないので、

何か保有ユーザーがしなければ
いけないなどはないので、

安心して頂ければなのですが、
そんな変革のタイミングが近いと言えます。

そんなハードフォークを本日実施ともなりますので
改めてお伝えしていきたいのですが、

今回の【ロンドン】のアップデートには5つの

「イーサリアム改善提案(Ethereum Improvement Proposals:EIP)」

が含まれており、

① 手数料モデルの変更(EIP-1559)
② 基本手数料のオペコードの追加(EIP-3198)
③ ガスの払い戻しの一部削減(EIP-3529)
④ 0xEFから始まるコントラクトの拒否(EIP-3541)
⑤ ディフィカルティボムを2021年12月1日まで延期(EIP-3554)

この5つの中でも

EIP1559
EIP3554

はさまざまな非効率性の改善を
目的としているので注目されています。

特に注目されているのは

【EIP 1559】のイーサリアムの手数料改善案

と銘打てる案で、

バブル期、イーサリアムのガス代(取引手数料)が
べらぼうに高くて皆が悲鳴をあげている状態でした。

EIP-1559が提案されたのは
2019年4月であり、
既に2年近く経過しているんですが、

現在のイーサリアムの手数料モデルは
ビットコインと同様にオークション形式であるため、

取引を速く処理してもらいたいが故に
高い手数料を払うユーザーがいる限り
際限なく上昇していくことになる方式となっており、

EIP1559は、この仕組みの代わりに、
ネットワーク全体の標準料金を採用し、

標準化された手数料は、
ネットワークのアルゴリズムによって設定され、

市場が混雑している時には上昇し、
空いている時には下がる設計となっています。

2020年初旬から高騰し始めた
イーサリアムの手数料は、

2020年7月のDeFiブームにより2019年と
比較して1,000倍近くまで一時高騰しました。

本当にヤバかったです(^^;

仮想通貨バブル真っただ中で
ETH価格高騰も相まって、

複雑なDeFIコントラクト実行では
1〜2万円かかるのが常態化した

これらの高騰はマイナーが意図的な
価格釣り上げを行うことができる現在のモデルから、

手数料のETHをバーンする(焼却)ことで
このようなスパムをなくすことと、

ETHをデフレさせる
EIP-1559で緩和することが可能となると言えます

つまり
ではマイナーや
アタッカーのスパムで手数料高騰を抑制し、

さらにETHの供給量を減らして
ETHをデフレさせる経済効果があるという実装となります

つまりETHが手数料として使用されればされるほど、
1日の発行数を超えるETHがバーンされて
市場から消えていくことになります。

結果として、

ユーザーやイーサリアムを使った
アプリの開発者からもEIP1559は歓迎されて、

一方で、手数料から多くの収益を得てきた
マイナーやマイニングプールの多くは、

収益低下につながるため
大きな議論を呼んでいたりもしました。

ちなみにThe Blockによると、
2021年2月のマイニング収益総額は、

過去最高の13億ドル(約1,400億円)以上となり、
この約50%が手数料によるものだったようです。

50%は取りすぎですよね(^^;

もう1つのEIP 3554は、

イーサリアムの

「ディフィカルティボム(difficulty bomb)」

を2021年12月1日まで延期しようというもので、

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ディフィカルティボムとは?

イーサリアムのマイニング難易度を段階的に上げ、

マイナーの収益性を下げ、
ETH2.0へのアップグレードにおいて

PoSへの移行のために、
PoWを実質的に「凍結」する仕組みです。
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そもそもPoWから逸脱したんですね。

PoW → PoS

という事に付きましては、

今まではイーサリアムは

【1.0】とも呼べる状況だったんですが、
【2.0】へと変貌を遂げるのです。

どういうことかと申しますと、

イーサリアムは、ノードと
呼ばれる承認作業を人が実施しています。

/////////
ノードとは?

情報通信のネットワークにおける「点」

仮想通貨ネットワークに
つながっている通信機器すべてを意味します。

すなわち仮想通貨取引所に
アクセスするパソコンやスマホもノードの一部です。
/////////

そのノードがトランザクション(通信)を承認するときに
PoW(Proof of Work)という形式を使っています。

ただ、このPoWは前の動画でも
何回かご説明したことあったんですけど、

複雑な計算を超高性能のコンピューターで計算をしまして
1番最初に解いた人に報酬が渡される方式です。

これはビットコインと同じ報酬形式でして、

この方式での承認作業には、
莫大に電気代がかかる承認方法でして、
環境によくないと世間的にもいわれている方式となります。

そこで・・・

ETH2.0ではPoS(Proof of Stake)
という形式に変更する予定です。

これは一定のETH(予定では32ETH=約800万円前後※7月末時点)を
預けるとノード(承認する側)になることができ、

トランザクションを承認することで報酬がもらえます。
要は高性能のコンピューターを使って、
莫大な電気代を使い、承認作業をしなくても
よくなる仕組みを導入するという事だと私は解釈しています。

32イーサリアムを預けるという点で
正直、ハードルはありますが、

高性能機器などがなくても、
イーサリアムの数量さえあれば、

誰でも承認する側に
なることになるという事かなと。

個人的にはXEMのハーベストと
ニュアンスが近い感じです。

PoSは既に以前の動画で説明したADAや
国内取引所のコインチェックでは仮想通貨のLiskなどで
ステーキングと呼ばれる既に実施もされています。

これも簡単に言えば、

保有していれば、金利とも言える報酬が
受け取れるといった認識で相違はないかと思われます。

今までの仮想通貨は基本的に売却益での

【キャピタルゲイン】での収入しかありませんでしたが、

株の配当金や優待券のような
保有している事で収入が発生してくる

【インカムゲイン】

の要素が付け加わるような
フェーズになってきているなという印象を受けます。

ADA・Lisk=ステーキング
XEM=ハーベスト

時代がマイナーと呼ばれる方に報酬を渡すのではなく、

投資家に保有してもらうことで
利益を還元していく方に結び付けたいのと、

保有して売らないようする
価格をキープするという
両方の面を持ち合わせているように私は思います。

XYMはPoSの良い所取りをした格好で、
PoS+という名称でのハーベストとなります。

そんなロンドンはすでにさまざまな
テストネットに実装されており、

テストネット

「Ropsten」
「Goerli」

での稼働成功を経て、
本日実施される最終的な
アップデートの日時が定められました。

イーサリアムに関しましては

過去、イーサリアムのアップデートが
実装された前後で、大きく価格が上昇しています。

直近のハードフォークで言えばですが

ベルリン(4月15日19:00頃完了)

の価格推移でみれば、
実施後は少し事実売りも出ましたが、

アルトコインバブル期の中でもあったんですが、
史上最高値を更新しまくる怒涛の上昇(40万円越え)を見せてくれました。

ロンドン(8月5日21時頃予定)

はどうなるのか?

楽しみではあります。

それでは!

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